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2017年 09月 09日

佐渡・宿根木

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松ヶ崎の後に行ったのが佐渡市最南端の宿根木(しゅくねぎ)です。
江戸時代中頃より廻船業の村として栄えた集落です。
その町並みは「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定されているとのこと。
この指定は新潟県ではここだけだそうです。
お隣の長野県には7か所も指定されているのに、新潟は1か所なんですね、と思ったら
東京・神奈川はゼロです。

板張りの家がほとんどで、何となく懐かしい感じがします。




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JR東日本のポスターで有名になった「三角屋」。
女優の吉永小百合さんがこの前に立っていらっしゃる写真が使われていました。

この家は元々は四角形だったけれど、移築した時に土地に合わせて三角形にしたとか。
船大工さんが形を変えたんでしょうか。



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真ん中がすり減った石畳。
この小路は「世捨小路」(よすてこうじ)といって、宿根木のメインストリートだそうです。
右側の家は板張りではありませんが、周りに合うような色にされているんでしょうね。

「世捨小路」とは奇妙な名前ですが、由来ははっきりしないそうです。
宿根木へは海から入るにはこの道を通ることになります。
この奥にお寺さんもあって、霊が村を出るときにもこの道を海に向かって通ることになります。
そんなことで「世捨小路」と呼ばれることになったのでしょうか。



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珍しい軒下の飾り こちらも船大工さんが建てた家で、軒下の扇形の飾りが特徴です。
100年以上経っているそうですが、NHKの新日本紀行で紹介されたということです。



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宿根木の旧郵便局。
なぜか珍しくグリーンの洋風建物。
でも宿根木の板張りの家と調和しています。



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宿根木の観光案内所
屋根には石が置いてありますが、石置き小羽葺(いしおきこばぶき)屋根です。
薄割にした木の板を重ねて石を置いた、日本海側で特徴的な屋根です。
瓦が使われる前までは主流だったそうですが、この案内所だけではなく、何軒かありました。
雪降ろしの時は大変だろうなぁ、と思いますが佐渡の積雪はそんなに多くはありません。

宿根木に着いたところにこの案内所があり、ボランティアの方が回り方などを説明してくださいました。
分かりやすくて、助かりました。

ただ、私たちが行ったのが遅かったため、公開されている民家の開館には間に合わなかったし、もっとよく見て回りたかったです。
ここは、行ってみたいと思っていた場所ですが、是非再訪したいと思いました。
今度はお天気がいいときに、青い海とともに回ってみたいですね。


8月28日 佐渡・宿根木にて








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by sonatine-album | 2017-09-09 22:50 | 建築物 | Comments(2)
Commented by 木偶坊 at 2017-09-11 18:01 x
40年ほど前に佐渡の宿根木周辺を訪ねました。未だ重伝建ができる前。町並み保存運動が始まった頃です。全国各地に風情ある建造物が有りました。懐かしい。変わっていませんね。歴史の生き証人です。
Commented by sonatine-album at 2017-09-13 01:19
☆木偶坊さん>こんばんは。
家々の腰板には千石船建造の際の余った板や、廃船になったものを使っているものもあるそうです。
そうやって物を大事に使っている家が残されていて、頭が下がります。


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